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利益率・原価計算ツール

販売価格と原価を入力すると、粗利率・原価率・マークアップ率を自動計算します

消費税:

目標の粗利率と原価から、必要な販売価格を計算します

%
必要販売価格(税抜) 1,000円
粗利額 400円
マークアップ率 66.7%

原価1,000円の場合の販売価格と利益額

粗利率マークアップ率販売価格粗利額
業種粗利率目安特徴
EC・ネットショップ30〜60%商材により幅広い。D2Cは高め
小売(実店舗)20〜35%家賃・人件費の固定費が大きい
飲食業60〜70%原価率30%が目安(FLコスト管理)
SaaS・ソフトウェア70〜90%限界費用がほぼゼロ
製造業20〜40%設備投資・材料費が大きい
コンサル・受託50〜80%人件費が主なコスト
アパレル45〜65%在庫リスクあり。セール時は低下
卸売業10〜20%薄利多売モデル

粗利率(マージン)とは?

粗利率(売上総利益率・マージン)とは、売上に対する粗利益の割合です。 計算式は「粗利率 = (販売価格 - 原価) ÷ 販売価格 × 100」となります。 EC・小売・飲食業など、商品を仕入れて販売するビジネスにおいて、 価格設定や収益管理の最も基本的な指標です。

マークアップ率との違い

マークアップ率は「原価に対する」利益の割合で、 計算式は「マークアップ率 = (販売価格 - 原価) ÷ 原価 × 100」です。 粗利率は「売上ベース」、マークアップ率は「原価ベース」で計算する点が異なります。

例えば、原価700円の商品を1,000円で販売する場合:

  • 粗利率 = (1,000 - 700) ÷ 1,000 × 100 = 30%
  • マークアップ率 = (1,000 - 700) ÷ 700 × 100 = 約42.9%

同じ利益額でも、基準が異なるため数値が変わります。 日本のEC・小売では粗利率を使うことが多いですが、 海外の卸売やメーカーではマークアップ率が一般的です。

業種別の粗利率の目安

粗利率は業種によって大きく異なります。一般的な目安として:

  • EC・ネットショップ — 30〜60%。D2C(自社ブランド)は50%以上も珍しくない
  • 小売業(実店舗) — 20〜35%。スーパーは15〜25%、専門店は30〜50%
  • 飲食業 — 60〜70%。原価率(FL比率)30%以下が健全経営の目安
  • SaaS・デジタル商品 — 70〜90%。サーバー費用が主なコスト
  • 製造業 — 20〜40%。設備投資と材料費の比率が高い

EC事業者の価格設定のポイント

  • 最低粗利率の設定 — 広告費・送料・手数料を引いても利益が出るラインを把握する
  • プラットフォーム手数料 — Amazon(8〜15%)、楽天(2〜7%)などの手数料を考慮
  • 送料込み価格 — 消費者心理として送料無料が好まれるため、価格に含める戦略も有効
  • 消費税の扱い — 税込表示が義務化(総額表示義務)。原価計算は税抜で行うのが基本